代表プロフィール
泊口 直江( Tomariguchi Naoe )
造形作家・マスターアートワークセラピスト。
岩絵具、顔料、油絵具、アクリル絵具、水彩絵具、土などを使った表現から、草木染めまで幅広い制作活動をしている。
東京造形大学造形学部美術学科卒業。在学中は油画、日本画、版画等を学び、版表現を専攻する。
個展「淡路町画廊」「スカイドア・アートプレイス青山」「ギャラリー山口」「ギャラリー招山」など。グループ展他多数。
2010年から 「工作絵画室 はらっぱ」開始。のち「アートスタジオ はらっぱ」と改める。
他に、学童施設や発達支援施設、障害者施設、教育支援センター、フリースクールなどでもアートセラピーのプログラムを提供する。
アートワーク活動は「葉山芸術祭」、「キエーロで遊び隊」、「工房たまむすび」、「感謝プロジェクト」、紙芝居ミュージカル劇団「森の げんかん」、「森と畑の学校」など。
また、自然農法「野楽人感謝畠」の畑活動、葉山の身近な自然とふれあうコミュニティ「葉山よしのぼりの会」の“川を歩こう”活動などにも参加。
代表挨拶
アートは人に、心の栄養と、心身の成長、心と心の交流をもたらします。
心は自分の中に内在する感情・意思・記憶から、表出し共有された思考・表現まで、幅広く存在すると考えると、アートも心となります。
子どもはコミュニケーションや自己表現の手段として、また自己成長のために、アートを自然にもちいています。子どもの創造力の礎を築くためには、環境と経験、そしてアートが必要です。
もちろん、大人になってもアートは大切です。心は一生成長し続けるからです。
私は子どもの時から絵を描いたり、ものを作ったりすることに夢中になり、成長とともに色々なアートに助けられてきました。
部屋中のらくがき、空想の物語作り、土や草木花での遊び、歌、野外劇、文化祭、美術大学、裁縫、ギフトボックス作り、実験料理、染め物、DIY、写真、陶芸、畠、イベントの企画、アートセラピー、など。
アートは言語をサポートし、新たな一面を気付かせ、豊かな多様性を認めてくれます。手や感覚を使うことは思考がまとまり、主観性と客観性、全体性と個別性をバランスよく獲得できます。
アートはその人の発達段階や受け取りやすさによって、音楽だったり、詩歌・文芸だったり、ダンス、運動、演劇、色や線や像の視覚造形アートだったりします。
なかでも、視覚造形アートは書道から絵画、彫像、映像まで幅広くあり、形に残りやすく、再び見直して気付いたり、色々な人が知覚したりすることができます。共有し、交流にもなります。
これからの社会は競争ではなく、個々を認め合う共生の時代です。
アートは他から評価されるものではなく、自分に気付くために対話をするものであり、自分らしくあるための自己表現の一つでもあるのです。
あなたからほとばしるアートは、あなたに何かを語りかけてくれます。
それらがあなたを助け、親友となることを願っています。