Education教育関係者、教育熱心の親御さん向け

教育関係者、教育熱心の親御さんへ



・創造性を付けさせたい
・相互協力、思いやり、共に助け合う人間に育てたい
・コミュニケーション能力を育みたい


文部科学省は新しい学習指導要項に「生きる力」をあげています。

生きる力とは、今までの教育の「〜について」という知識と「〜のために」という技能の他に、あと二つの力をバランスよく育むことだと提唱しています。

一つは、グローバル教育の「〜を通して」学ぶことで、学びに向かう力や人間性を育てます。

グローバルな学びとは、空間次元だけではなく、時間次元も含む多次元的な学びということで、今までの物質主義的価値観や機械論的世界観と相反するシステム論的(systemic)・全体的(holistic)世界観を提示します。

何が欠けていて何が過剰なのか考え、バランスこそ大切だと学ぶことは、「調和」を学ぶことです。

これは、アートを通して、調和の美、多様性や他者理解、相互協力を学ぶことができます。

もう一つは思考力・判断力・表現力です。これらは右脳左脳の情報処理をバランスよく育むことで得られます。

思考力は、マリア・モンテッソーリ(1870-1952)が言うように、興味を持って集中して手を使うことにより、育まれます。

アートでは、手などを使って感覚を刺激し、試行錯誤し、記憶や感情を想起し、脳を活性化させ、観察・分析・思考を促します。

また感覚情報をコントロールし、運動企画を的確に実施できるように感覚を統合することは、喜びと達成感、学びと意欲、自己肯定感を高めます。

そうして、思考力は安定した状態の中、ゆるぎない自己と多様な仲間の中で、豊かに育っていきます。

判断力とは、右脳による直感力と左脳による分析力が必要です。直感力はアートによって全体を把握し、客観性を持つことから育まれます。

さらにアートによって自己や周りを観察し分析することもできるようになり、バランスがとれます。

思考による抽象的概念化ができると、行動してそれを試してみようとします。

それを何度か繰り返すことによって経験と記憶の箱の中から的確な判断もできるようになります。

表現力は表現する環境から学ぶもので、初めは模倣から始まります。

たくさんの表現を見聞きし、経験を得られただけ、記憶のプールに蓄えられ、大きくなってから、多くの発想力と共に豊かな表現となって現れるのです。

ヴィゴツキー(1896-1934)は、“想像力による創造活動は、人間の過去経験がどれだけ豊富で多様であるかに直接依存しているということです。というのは過去体験が空想を構成する素材を提供しているからです。

人間の過去経験が豊かであればあるほど、その人の想像に資する素材も多くなります。”(1930)といっています。

経験が蓄積され、熟成して創造的活動をするまで、子どもは蓄えた記憶から複合化を繰り返した空想や遊びを行います。

“感覚を統合し、適応反応を形成することは楽しいこと”(Ayres, 1979)だからです。子どもの遊びは、成長と共に現れる困難に立ち向かう為の予行練習です。遊びの中で自分に合わせた階段を移動して、成長するのです。

こうして成長した想像力は現実と結びつき、不適応が生じた時、要求や希望と共に創造へと結晶化します。

子どものためのアートワーク「工作絵画室 はらっぱ」では、たくさんのアート表現を提供しています。

自由画、粘土、木工、絵本からのイメージ作り、ものを見て描いたり作ったり、色々な画材や素材の体験、自由に工夫して工作したり。

その中で子どもたちは仲間の多様な表現に触れ、認め合い、自然と学んでいきます。助け合いや社会性も多様な年齢層の中で育まれていきます。

時には、疲れて描きたくない子もいるかもしれませんが、それもありです。

何もしていない様でも、見たり聞いたり、その場を経験しているからです。その子らしく居られる「自分を表現できる場所」でありたいと思っています。

“子どもが絵を描くのは年齢に応じた心の発達過程をあらわしています。

成長するための自己表現です。” (北川民次, 1970) といわれるように、子ども自らが求める表現方法や自主性を尊重しています。

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